シャッターを下ろして鍵をかけたいマダムの口許(笑)

　いや「人の口に戸は立てられぬ」とか言いたかったんですけど、戸とかドアとかそんなかわいらしいものでは音がもれますので、シャッターにしてみました(笑)まあ社交界ですので情報交換の場ではありますが、聞いて益になるものとならないものの区別が難しい情報交換なのでした。リピートの場合も多々ありますし(もしかしたら日々更新してるのかもしれないけど)とは言えそんなネタと言うかそんなネタでもないのですが。

　社交界のマダムは社交界のマダムだけあって社交界を泳いで渡っておいでなので、オイラみたいな小娘(まだ小娘なんですよ、社交界では)には度し難い強か加減なんですが、何つーかまー「仰りたい放題」なので(ちょっと丁寧にしてみました……笑エナイ)色々仰っておいでで御座居ます。たまに「うひーこえー」とか……たまじゃないか(恐)思います。自分がいないところでないことないこと垂れ流しかと思うとー……ごめんちらっと聞かせてもらって労組に駆け込みたいですー(待て)それってパワーハラスメントって言うんじゃないのー、とか言ってー(黒笑)あーでも「何だんそれ」とか言われてオハリ、とかなりそうですなー……てかそれもパワハラだ!!(涙)さておき(置くのか)そんな社交界のマダム達なのですが、ぶっちゃけ「兼業主婦」の方々なので奥様の片手間(？)でお勤め人であらせられます(謙譲語？)万年ヒラ、というと語弊もありますが、まあそんなスタイルの会社なので(作業者だし)何十年居ても立場的には殆ど変わらない様子です。上司になるのは本社から飛ばされてきた人だったりします(笑・笑うとこか？)そうじゃなくて最初から、オイラのお勤め先の「島」(流刑地とも言う)にお勤めの殿方とか。何ですかいわゆる組長になるには上司から声が掛かってそれを承諾した後に本社で会議にかけられてその上司がその人を推薦して決まるそうで、我々からすると二段階ほど上の方々が人選するわけなのですが、最初のお声掛りで蹴飛ばすと二度と声は掛からないそうです。で、上司も一応人選はするようなのですが、うちの社交界(笑)の比率からいくとマダム以外が一割に満たないような環境なので(もうどの年齢の人が「若い」のか解らない……)とりあえず「若い男」みたいな人選になる模様です。まーそれはいいんですが、と言うか仕方ない社交界なのですが(今時男女で給料格差ありまくる会社……)歴戦のマダムより若輩者がマダムの上司になることもあるわけでして……まあそうすると当然御気に召さない部分があったりあったりあったりするんですね(ないわけがないけど)そうするとサロン(笑・休憩室)でそんな話題が持ちきりになるわけです。柔らかく言うと「若輩者ですもの、仕方ありませんけれど、労働にもう少し意欲を見せて頂いても宜しいんじゃありませんこと？」みたいなカンジで(柔らかくない？)で、本日もサロンの片隅でそんなお話を聞くでもなく聞いておりました、ら、さるマダムが仰いました。柔らかく上流階級的に訳すとこんな感じ(しなくていいよ)

　「私達があの方を批評する事は、仕方ありませんわ。何しろお付き合いも短くないのですもの。あの方は私達よりお若いですし、こちらに来てからの期間も短いのですから。その点で未熟であるとは言え、上司でもあることですし。けれど海外から御出でになっている方々で、あの方よりもっとこちらにいらっしゃる期間が短いような方達が、私達と同じ様な物の仰り方をするのは、如何かしら？｣

　……えーあーまー、要するに、大陸から労働に来ている人が、その上司をこき下ろすのはどうなんだ、と、そんなお話でしたが。聞いていて迚も聞き苦しいと仰ってましたが……確かにそうなんですけど、そうなんですけど、そうなんですけど……同じサロンでさんざんこき下ろしまくってる隣に居るんだから、そういう人達もその話をばっちり聞いてて、それで本当にそんなんだったら(だから余計に問題なんだけど)そういう風に大陸の人達が思って言っても、仕方ないと思うよー、てか、根源はマダムのサロン……げふげふげふげふ……。

　ちなみにオイラの上司は上の上の天辺の方の方々が「ほうれんそう!」と一生懸命言っても全然解ってない困った上司です。報告、連絡、相談!!今日も一人だけ「何それ聞いてません」でした……いい加減にしてよもー、確かにあんまり関係ないけど、こっちにだって都合ってもんがさー……ちなみにその上司はマダムから見ると「年下の坊や」(優男)なのでそんな扱いな模様です……オイラにとっては年上のおっさんなんで容赦いらない感じですけどー(何)

2007.11.26

余談・本当に人の口に戸が立たないことが身にしみます(待て)この前日、気がつかないうちに妹がカンボジアに出かけていきました。何か一言言ってけよ……。