特撰「よしなしごと」

 

 

諏訪諏訪言ってたオイラですが

 

 レポート第三弾でも作ろうと思ったのですが世の中には諏訪大社について沢山の人がレポートしていてそういうサイトが山のよーにあるので、別に今更やらなくてもいい気がしてまいりました。ものすごい人は本当にものすごいし(トンデモな人はとてもトンデモ)作る人によって掘り下げポイントも違って面白いです。今さらヘタレ頁が増えてもねー……なんかそんな気分。そんな気分なんですが色々と謝罪と言うか訂正もしないといけないんですけども。まず一つ『前宮の現在の祭神はヤサカトメ』……わー御免なさい御免なさいごめ(以下略)……何つーかもー、阿呆ですよ。色々調べていったのに、そのはずなのに、のっけからそこがあからさまに間違いでした。前宮の現在の祭神はヤサカトメさんです。謹んでお詫び申し上げます。しかし『現在の』という接頭語というか前置詞がありますのは、かつてはそうではなかったようですのでこのように申し上げる次第です。古くは上社が男神(タケミナカタ)下社が女神(ヤサカトメ)だそうです。多分それで勘違いしていたのだと思われます。思われます上に上社前宮の「ミシャクジ神を降ろして」云々というキャプション(というか立て看板)でまた更に惑わされたんではないかと思われます。まーきちんと勉強しないからそーゆーことになるんだよなー……何だか何だかなオチでございますことよ。今現在では上社本宮にタケミナカタ、前宮にヤサカトメ、下社は春宮秋宮どちらもタケミナカタとヤサカトメ、そしてコトシロヌシ(タケミナカタ兄でオオクニヌシの息子で「えべっさん」?)が祭られているそうです。ということはここ最近御神渡りがないのも別におかしい話ではないわけでー()だって一緒に住んでるんだもん、通う必要ないじゃん。

 

 とか言いながらちらっと思ったんですが「ヤサカトメは巫女の神格化」という説があるんですが、厳密に言うと「タケミナカタの祭祀をつかさどる女神」みたいなことが言われておりまして(歴史読本二〇〇二年十一月号参照)まあ要するに天照大神の「女性化」(とは言いながらこちらも色々ややこしいのですが……)みたいなことが時代の流れの中であったんではないかと思われます。ヤマトトトイモモソヒメの箸墓の話みたいなのね。巫女は神様の奥さんでそれが神格化されて、みたいなのね。とは言え全くの予測なんですけど。とにかく古い話ですので(下手すると朝廷以前の話なので……下手しなくてもか)これが答えだ、というものはないネタです。それでもこねくり回してると楽しいには違いないのです()そういうことで勘弁してください、お願いします。

 

 ところで御柱ですが、前に書いたレポートでは「結界」とか「依代」とか色々言ってますが、そんで「蛇の巻きつく棒」とか言ってますが……やっぱりそれも見方が色々ありまして、やっぱりシヴァ神のアレ(アレ言うな)だと言う説もありまして、まー蛇ってそれに見立てられるわけだから(?)おかしい話ではないのですが、そうなってくるとこの信仰形態(というのか否か)は弥生時代というより縄文からのものなんだろうなーと、なんかそんなことを思ったりするのでした。説明が難しいんですが、クニではなくてムラの時代の祭祀のイメージが強いと言うか……神道扱う上で避けて通ることの出来ないアレです。県内某所で秋ぐらいに引き回されてるものほどの派手さはありませんが(笑えない……てか恐い……)アレみたいなものです。これはまた「冬至の日の出の方向」とかそーゆーのも調べた方がいいのかもしれませんなぁ……そこまでいくと泥沼なんでやりたくないですけど。方角と言えば「守屋山は信州の霊山の中央にある」というネタもあったりするのですが(ネット上で拾ってきましたがどこだか解らなくなってしまいました。阿呆)……やっぱりつつかない方が身の為かも知れないなー……私には重荷なんでしょうねー……ややこしいなあもう。

 

 結論「調べ直しても写真が足りません」()……前宮探検レポートくらいならできるかなー……なんかとても和むんですけど「汚された聖地」らしいんですよねー……やっぱ何にも解らない体質なんだな私って……。

 

2007.09.09

 

余談・まあ諏訪諏訪言ってましたね、この頃。相変わらず諏訪大社ダイスキですけど()しかし資料読めば読んだだけ本当に色々出てくる古代史なので書いてとどめたりしない方がいいのかなあと思ったりします。メモしとかないと忘れちゃうんだけどね。そう言えばレポートのために八月ごろにメモした日記もありましたが、ここでは割愛(待て)

 

 

 

 

 

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Last updated: 2008/01/20

 

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