つれづれにだらだら雑記

 

とにかく何か書くよ。という頁(違うだろ)最初だしね、許してよ。

 季節柄こんなネタから

ってゆーかそんなネタからなのか。そうなのか。いいのか。

取り敢えず書き始めます。きっと暴走します。

日記と何が違うの、とかいうツッコミは掲示板か日記のところでしてみてください。

何か反応があるかもしれません。ないかもしれません。

 

 さておき。

 

取り敢えず何かしゃべっとけ的に書き始めようと思ったのですが、

さて何が語れるでしょう自分短時間で、と思いをめぐらせて思いついたのがこのネタです。

解らない人は飛ばしてください。そして本当の読み物(=小説)でも読みましょう。

歌舞伎がスキです。

 

ああーッ、のっけからそれか、それなのか。

 

歌舞伎がスキです。日本の演劇界において最もチケットが高い、

一応伝統芸能の扱いを受けている、アレが大好きです。

こういう事を言うと「高尚な趣味だね」とか言われてしまいますが、

ぎっちょんちょん!!

オイラはミーハーです。とてもミーハーです。

どのくらいミーハーかというと劇場でブロマイド買ってしまうほどです。

そして特別古典の勉強もしていません。

学生の頃文学系のゼミにいたので、それなりにはしてたけど。

 

事の発端はその、ゼミの担当教授の授業でした。

あれは忘れもしない学生の頃、何を思ったか私は、

短大を卒業したのに四年制大学に、

三年編入とかしてしまったのでした。

学歴なんて価値ないよ、と、だから私は言います。

要は本人のやる気だ!!

 

……話がそれましたね。歌舞伎の話ですね。

そう、進学して初日の講義がそれでした。

しかもその日その一コマしか取らなかったという。

何でも「仮名手本忠臣蔵をビデオで見て、劇場に二回以上行って歌舞伎を見て、

レポートを書いたら単位がもらえる」というので、

取ったわけです、その講義を。

元々忠臣蔵にはとても興味があったので、その辺からって言われればそうなんですが。

先生は親切というか気が利くというか、歌舞伎がスキなんでしょう。

年二回の観劇のチケットの手配もしてくれる、ということで、

要するにそれを見てレポート書いたら単位をくれるという訳で。

その年の秋、名古屋でかかっていた舞台を見に行きました。

実はその前の年、短大でも似たような課外授業がありまして、

その観劇は二度目だったんですが。

一回目では何にも来ませんでした。演目は「壺坂霊験記」と「身代わり座禅」(字、間違ってるかも)

……花が無かったんです。何しろ三本立てなのに一本名前浮かばないし。

後から考えたら古典歌舞伎の勉強にはもってこいの演目って言うのがわかるのですが。

で、二回目の観劇。

この年御園座には「平成の三之助」が来ていました。

今はそのうちの二人が襲名して、三之助じゃなくなってますが。

私はここでやられてしまいました。

尾上菊之助。

この人の「御嬢吉三」にノックアウトされました。

うわー何だこの不思議に美しい生き物は!!

あの黒い振袖はどうしてあんなに美しいのだーッッ。

 

白状しましょう。私がまにーさん(でいいのか?オタ趣味の人)になった最たる原因は、

「痛快バトルアクションアニメ」としては名高くない、

「鎧伝サムライトルーパー」だったのです、ぐはぁっ(吐血)

……元々日本史スキだったし。

解りやすい人ですよ、本当にもう。

呆れるくらいだよ。

 

そんな訳でそのジャパネスクにビューチホーな菊之助さんにノックアウトされ、

次の年の夏休み、一人で東京に行きました。

目的は「本場の歌舞伎を観る」です。

この頃までに地方公演を見たり、

毎年四月には御園座で歌舞伎がかかるので見に行き、とまあ、

ちったぁ勉強したわけです、ちったぁ。

そしてそこでまた、もっと凄い方に叩きのめされてしまいました。

 

中村芝翫。

 

……この方の演じていた「豊志賀」という病気の年増女に、心を鷲掴みにされました。

最初この人と一緒に出ている中村勘九郎(現勘三郎)を観て、

「うっわー、この人、お持ち帰りしたいようっ」とか思っていたのですが。

一緒に出ているこの女形は誰だ、何者だ。

本当に男のおっさん(というかはっきり言ってじいさん)入ってんのか!という心境でした。

後からよくよく調べたり聞いたりしてみたら、

なんと人間国宝の方で。

自分見る目あるじゃん!きゃー!とか一人で勝手に思ってしまったり。

あとはもう怒涛ですよ。名古屋においでの折はもう、誰より何より芝翫サマ。

片岡仁左衛門の襲名披露ですら!

演目解ってないのに一等とって見に行っちゃったよ!

この方のために!!

という……素晴らしい阿呆振りでした。

まあそんな風なわけで、

劇場にてアレもやりました。

「成駒屋!」ってヤツ。

何分ミーハーの素人なので上手くタイミングが計れず、

舞台の上にご登場の際と最後の引き幕の直前くらいしか、

声も掛けられないのですが。

ついでに言うと名古屋の一等席は大人しいので、

ちょっと恥ずかしい、というのもあります。

いや東京も一等辺りはそんなに元気じゃなかったですが。

ある時隣に座った見知らぬおば様に言われました。

「成駒屋さんがお好きなの?

福助さん(長男。次男が橋之助。今度歌右衛門になるらしい人?)綺麗だものね」

然し私は即答でこう返しました。

「いいえー、芝翫さんが好きなんですぅ♡」←もうこんなカンジ。

 

さてここまで読んだ知人の方は疑問が残った事でしょう。

「笑也さんはどうなの?」つって。

市川笑也。

この人も、ものすんんんごく、好きです。

ただこの方の場合はちょっと情報だけが先行していた時期があり、

芝翫さんと惚れ方が違うのです。

綺麗ですよ、笑也サマ。

何ちゅーかまー、綺麗です。美しいです。演技も当然良いですが。

写真集も買ったし(かなり前だけど)

公演の時勿体無くて使えもしないのにテレカ買うし。

阿呆です。もうメタくそ阿呆です。

「主に女形を演じるが、最近立役も」とか一時期言われていましたが、

その頃やった立役って「弁天小僧」で……。

まあ、立役だけど。立役だけどさ。女装の超絶美少年なんだけどさ。

 

とまあ、そんな具合に歌舞伎がスキです。

女形ばっかりじゃん、なんか歪んでるじゃん、とか、

ツッコミたい方は大勢いらっしゃるでしょう。

この辺でオチ付けておかないと暴走するよ。それでもいいの?

とだけ言っておきます。好きな役者さん沢山いますよ〜えへえへえへ。

てかもう既に予定より長くなってるし!!

 

で、なんで今の季節と歌舞伎が関係あるのかと言うとですね。

来る六月十八日、スーパー歌舞伎を観に行くからなのです、キャー!!

そういうことです、そういうこと。

普通演劇の季節って言ったら、十月なんですが。

 

そういえば二年前の同じ時期、猿之助が名古屋の中日劇場にやってきて、

当然観に行ったわけなのでありますが、

その日昼間歌舞伎を観て、その後友人と待ち合わせてお茶をして、夕方、

スガシカオのLIVEに行きました。

ぎゃふん。

……まあそういう人ですよ。

歌舞伎の頁作らなかったのは自分が余りにもミーハーだからなのと、

サイト立ち上げ段階でスガにどっぷりだったからです。

どっちか取れっていわれたら、シカオちゃんスマン!!ちゅうことで()

 

……いいじゃないのよさー、ここ私のサイトでそーゆー頁なんだからさー。

 

 

 

 

 

PAST

INDEX

FUTURE

 

 

 

Last updated: 2005/06/02

 

inserted by FC2 system