ture15

随分遅くなりましたが、こんなの作ってみました。

 強行?!京都大作戦!!

何かタイトルがビミョーになってきましたね、今日和。

遅くなりましたがも夏休みの京都旅行の事を書きたいと思います。

約二ヶ月放置していたのには色々都合が……げふげふ。

そんな前置きはさておき。

 

今年の夏休み、京都に行って来ました。

実は京都というところは、行ってみたいとずーっと言っていたのに、

小学校の修学旅行で行ったきり、一度も行った事がありませんでした。

なんでって、遠いから。

何だかんだ言って関西は遠いのです。遠いのですが、

「夏休みに一日くらいどっか遠出したいよなー、むー、どうしよっかなー」で、

ふとひらめいたのが京都でした。

いや最初は長野方面にでも、と思ってたのですが、

何気に色々検索してたら結構行きやすい事に気がついて、しかも、

「一泊6千円」というホテルを見つけてしまったのが運のつき(?)でした。

以前友人から「高速バスで行くと安いよ」という話も聞いており、

その高速バスのチケットも最寄のファミマ(車で二十分くらい)で取れるし、ということで、

JRのキャンペーンじゃないですが、そんなことになったわけです。

あ、ちなみに例の本、買いました。

開けばいつでも「そうだ 京都、行こう」ですよ!!()

 

さて、そんな前置きも置いといて。

大体JRが使って欲しい新幹線にも乗らなかったし()

行ってまいりました、京都。

良かったですよ。

自分にしては綿密にコースを練って行ったもんですから、

予定していたところは大体見て回れました。

予定が多すぎてダッシュな旅にはなりましたが。

何しろそのコース作るのに二日くらいかけたよ!!()

お陰でその二日間他に何にも出来なかったよ!!

そんな感じで出発前からテンパッた旅立ちとなりました。

初日、五時起き、五時半自宅発。

これがテンパらずにすもうか、という日程で御座います。

まあでも高速バスの事なんか書いてもつまんないので割愛しますが、

二時間半で京都駅前に到着します。

新幹線の倍以上時間はかかるけど運賃は往復でも四千円。

新幹線の片道運賃でおつりが来ると思えば、それほど煩わしくもありません。

大体新幹線だと早く着きすぎちゃって旅情ってーのがさー、

というのは貧乏人の遠吠えです、全く。

 

さて、京都ですが、今回の私には目的が何個かありました。

一つ、化野念仏寺に行きたい。

一つ、祇王寺にも行きたい。

一つ、仁和寺にも行きたい。

一つ、伏見稲荷にも行きたい。

一つ、修学旅行の復習がしたい。

京都に行きたい理由が「化野念仏寺」……って……。

予定立てながら「なんかちょっとずれてますか私」と思ってしまったオイラです。

何故化野に行きたかったかというと、ここがかつての鳥葬の場だったから。

……あ、理由になりませんか?()

まあどこもかしこも観光地で有名、な京都のことですから、

ここが特別マイナーとか偏った趣味とかそういうことは言わないと思いますけども。

思いますけども!!(ちょっと強調)

……昔から「嵯峨野」に憧れてたんですよええ。

理由なんて余りにもありすぎて一口では言えませんが(長くなるので割愛)

 

そんなわけで嵯峨野方面に行く、ということで駅前からバスに乗りまして、

でもちょうど化野念仏寺最寄のバス停に行くバスがなかったものですから、

急遽予定を変更してまず行きましたのが祇王寺です。

 

バス降りて、十分かからないって地図にはあったんですけど、

この日いきなり迷いました()

反対方向に歩いていって気がついたら、

バス停一個分くらい逆行してましたよ、ええ。

しかもこの日、天気は曇りだったんですけど、

盆休みの京都だったんですよね。

……めちゃめちゃ暑かったです。

祇王寺は、平清盛の愛妾祇王が引き籠ったところです。

説明ちょっとはしょります。

てか私の説明だと正しい平家物語読みの方が怒りそうです()

ここもかねてからずっと行ってみたいと思ってまして、

ぎおーちゃんほとけちゃん(←……)のお墓があるってんで、

心うきうきわくわくでございました。

 

お寺は小さなところで、清水寺とか東大寺とか、

そんなところではないのですが、

こじんまりしてとても気持ちのいいところでした。

この苔むした庭で二、三時間放心していたかった……。

でも、時期が悪かったんでしょう。

蚊がすごかったです。

食われる食われる。

写真は苔の部分ですが竹林もあったしね。

ぼりぼり掻きながら(ロマンもへったくれもない)

十五分くらいで次へ移動です。

 

処で、行ってみるまでよく解んなかったのですが、

この辺が「嵯峨野」なんですよね。

嵯峨野って言ったら平安期族の山荘がぼこぼこあったりした、

かつての高級リゾートなんですよね?(嵐山かも)

……風情がありましたよ、路地にも。

何か「わー郡上みたーい」とか馬鹿なことを思ったりしましたよ。

ええここは京都、あっちは「小京都」です。

こっちがホンマもんなんだってば!!(阿呆)

 

続いて、予定では一番最初に来る心算だった、化野(あだしの)念仏寺へ。

ここも結構有名なところですよね。

徒然草にも出てくる「露消えることなく」という場所。

昔からここは葬送の場所だった、ということで。

こんな写真で見るだけでも沢山の石塔があります。

 

ここは「西院(さい)の河原」というそうで、

件の「賽の河原」に様子が似ていることから、

そう呼ぶそうです。

沢山の石塔が所狭しと並んでいます。

古すぎていつのものなのか解らないものばかり。

ここでの「千灯供養」は有名なんですよね?

石塔に蝋燭を灯して無縁仏さんの供養をするそうです。

写真でしか見たことないですが。

ここも小さなお寺さんです。

観光客がこう言うのは難ですが、

あんまり沢山の人に押しかけて欲しくないなあ……。

ちなみにすぐ横がごく普通の墓地になってます。

それもすごい数です。ちょっと怖いです。

そう言えばここ「中での撮影お断り」なんですけど(外から撮りました念の為)

……なんかうつりそうでこわいよー!!(TxT)

 

化野念仏寺もそんな感じに、三十分くらい見て廻りまして、

次に移動です。

京都、嵯峨野の辺りというのは、ぶっちゃけ郊外です。

地元よりちょっと人気が多いな、という感じでしょうか(ぶっちゃけすぎ)

この旅ではお得なバス地下鉄二日乗車券を使いまして、

足は全部それでまかないました。

は、いいんですが。

 

京都(に限らないけど)バス路線複雑。

二日間の悩みもほとんどこれの為だった気がします。

嵯峨野から、今度は御室方面に移動、したんですが、

地図で見ると結構近いんですよね、この辺。

でも、直通のバスはない。

最初は歩こうかとも思ったんですが、何とかかんとか乗り継ぎ方法を見つけて、

当日もそのバスに何とか乗れました。が、

バス停についてバスを待って来てみたら反対方向!!ガガーン!!

……四十分くらいバス停で時間つぶしましたよ、ええ(遠い目)

朝の迷子といいこの方向間違えといい、ロス多かったですよ。

次に行く時は気をつけたいと思います。

ネットでとにかく調べまくろうと思います。

調べても現地と違う事もありますけどもー!!()

 

さて、そんな感じにバスも何とかやってきて、乗換えが二回くらいあって、

御室仁和寺へやってまいりました。

ここも徒然草で出てくる場所の一つです。

世界遺産でもあります。

見てきましたよ、書院、てか、

私ここ書院しかないかと思ってました、実は()

もの知らないにも程があります。阿呆です。

でも写真はその書院の建物ですが。

いや他にも撮っては来たんですが、

これが一番解りやすかろうと……。

中は世界遺産の名に恥じず、ですが、

別にそんなんじゃなくても「古い建物スキー」

まったりうっとり〜()

ここの「御室」というのは、

かつて帝が出家した後に入られて、

以来法親王(出家した王子)が門跡となったそうで、

それで「御室」というらしいです。

そんな訳で中も御所に模して作ってあります。

解る人にはとても解りやすく「帝のためのお寺」

で、本当に解りやすいのがここ。

宸殿です。

解る人には解り安すぎる名前です

解りにくい説明ですが。

帝だったり元帝だったりした人の居間です。

 

仁和寺には他に紫宸殿を模した金堂があり、

本当に解りやすいくらい「帝のためのお寺」です。

で、この有料ゾーン()を出ますと、寺スキーにはたまらない、魅惑のお寺の境内があったりします。

有名な「御室桜」も境内のお庭にあります。

行ったの夏だったんで青々と葉っぱ茂ってましたが。

ここも暑くなくて時間が許せばなー。

もっとまったりだらだらいたかったですよー。

寺も庭もスキーなので。

京都はそんな意味でも私にとって魔都である事です、トホホ。

 

御室を出まして、次に行きましたのが竜安寺です。

まあフツーの観光コースですね、バスで行けるし。

で、余りにもどストライクに観光コースだったので、

バスの中が大変でした。

夏休みだったんで当たり前って言えばそうなんですが。

御室に着くまでは「田舎の路線バス」に乗ってた気分だったのですよ。

いやまんまそうだった感じです。

京都駅から嵯峨野までの途中に嵐山があるんですが(実はそれも知らなかった)

そこまでは確かに人は沢山乗っていたわ!!みたいな()

……嵐山、素通りです。

なんつーかその辺が私らしい京都旅行です。

渡月橋の写真撮ったけどバスの窓の中からだよ……。

 

さて、竜安寺、といえば、石庭ですね。

見てきました、石庭。

見てきたけど、禅寺、好きだけど、庭も広くて良かったけど……。

人多すぎました()

なんかもー「禅寺?どこがよ? 」とか思えるくらいに。

夏休みに行ったんだから仕方ないですが。

でも一応こんなの撮ってきました。

禅寺だから写真に撮るとかそういうこともアレなんですけどー。

私はミーハーなのでいいのです、ということで(意味不明)

この石の配置に禅の境地が、とか言われてますが、

解るわけがありませんのです()

でも、後ろの木々(前庭?うっそうと茂ってます)もあいまって、

叶う事ならここで二、三時間(以下略)

人が多くて参ってしまったのですが、

出来ればぼーっと座っていたかったです。

何か心が洗われるんですよー。

とても居心地がいいのです。

寺スキーだからなぁ。

あ、斜めになってるのは全景入れたかったからです。

座った場所が悪かったんです。正面から全部も入らないけどさ。

 

ここは、御室とは違って禅のお寺ですので、

華美な装飾とか御所をどーのこーのとか全くなく、

こんなに近所のお寺なのになぁと変に感動しました。

全然違って、でもまたこれがすごくステキで。

寺スキー、寺にあるまじき煩悩まみれでございました()

いやー……だってしょうがないよ、これ。

こんないいものが目の前にあったらさー……仏の教え以前の問題よ。

 

竜安寺の後にも観光コースは続きます。

次に行ったのはベタベタの観光地で寺です。

まあお寺は観光地ですからね、ここは。

拝観料払いますよ、たかが十分でも。

でも拝観料は払うけど賽銭は投げませんよ。

だってもうお布施してるじゃん!!神社でも一回にそんなに投げないよ!!

そんなわけで、もう金いらんだろそんだけ縫ったくってりゃ、でもないですが(失礼すぎ)

鹿苑寺に行って来ました。

ここは修学旅行の年、金箔を塗り替える工事中で、コースからはずされたと言うのに、

当日にはとっくに公開が始まっていたという難儀な場所で御座います。

鹿苑寺ですよ、鹿苑寺(素直に金閣寺って言えよ)

にながわしんえもんさんは多分出入りしてないと言うより出来なかったと思われます、あそこです()

 

私ここ屋根まで金ぴかだと思ってました()

屋根はフツーのこけら葺きなんですね。

着いた時雨がぱらつきまして、あわてて傘を差したりして、

でまあ片手だったんでろくに写真も撮れなかったんですが、

そんなことより残念だったのは、

「何か走らされた感じ」……。

ここ、中一方通行なんですよね。

で、解りやすいくらいに観光地なんですよね。

バスを降りた人みんなここにまっしぐらなので、

人の流れが!!流れがぁぁ!!てな感じに流されて、

イマイチじっくり見られなかった気がします()

そう言えばここチケットがお札で、

出口付近に回収する箱があったりしましたが、

勿論持って帰ってきました。

私そーゆーのなかなか捨てられなくて困る人なんです。

こーゆーの作る分には役に立つんですけどね。

とは言えほとぼりが冷めたら一気に破棄、なんですが。

 

さて、鹿苑寺の庭も、庭スキーですから(以下略)

ここの庭は、解りやすいくらい「わびさび」でした。

金閣自体がわびさび超越してるじゃん、は置いといて()

庭が、前の二つの寺とはまた全然趣が違って。

御室は帝のための、石庭は禅の、で、ここは完全に個人の趣味の庭なんですよ。

出来た時代と作った人が違えば趣も変わるのは当たり前ですが、

それにしたって三者三様、とても解りやすい庭だったのでした。

甲乙付けがたいですね。

でもここが一番贅沢なんではないでしょうか。

いやもう何しろ「茶の湯」のための建物と庭だから。

生活とか仏教とかあんまり感じない。

……ところで茶の湯の成立っていつでしたっけ?(大殴)

 

さて、鹿苑寺を出まして、次に向かったのが北野天満宮。

いわゆる天神さんです。

ここも、ちょっとバスの乗り継ぎが面倒でした。

 

というか、「金閣寺道」とか「金閣寺前」とか、

バス停の名前がややこしい上に路線が入り組んでて。

しかもとにかく暑さが!!辛かったです。

一休みすれば良かったんでしょうけど、なんかタイミングがなくて。

で、またまたオイラらしい失敗と言うか失態というか、

何かそんなことをやらかす羽目になるのです、あーあ。

 

まあなんですよ、降りたところじゃないバス停に行かなきゃならなくて、

地図を見ながらあちこちうろうろしてたわけです。

目的のバス停は道の向こう、うはーん交差点の斜め反対側ー!!とか、

そんな感じになってしまいまして、

疲れた私はふらふらしながらとりあえず一度道を横断し、

もう一回渡る前にふらっとお土産屋さん(よーじやのアンテナショップ?)に入ったわけです。

ちょっと涼んでー何か面白いもんないかしらー、てな具合に。

その後、すんなり道も渡ってバスにも乗れて、さあ天神さんへ行くわよ、は良かったんですが。

 

バス降りる直前、財布の中に二日乗車券がない。

 

心臓凍るかと思いましたよ。

うっわーやっべー!!落としたかー!!

もうあせるあせる。

でもあせっても仕方ないので心の中は半泣き状態で、

とりあえず運賃払って天神さんでバスを下車。

もう、自己嫌悪の嵐ですよ。

わーん自分のばかばかばかー!!幾らしたと思ってんだー!!(二千円)

明日また買わなきゃいけなくなっちゃったじゃないかーって言うか、

ホテルまでの足代も馬鹿にならないんだぞー!!(バス均一区間で220)

これじゃ夜のお出かけもできないじゃないかー!!(あんたしみったれすぎ)

でもまあ、来たかった北野天満宮にも到着したことでしたので、

そういうのもあるけどそれもさておき、参拝しましょうと言うことで。

気を取り直して天神さんにお参りしてきました。

 

言わずと知れた学問の神様です。

ここも京都に来たら見てみたかった場所です。

菅原道真公という人は心をくすぐります。

それは私がオカルト腐女子だからです()

ええ、そういう感じでくすぐられます。

そしてやっぱり建物スキー。

寺だけじゃなくて神社も勿論スキーです。

敷地内(を境内と言っていいのか悩む)には沢山の摂社があって、

ここに神社を建てろと言うお告げを聞いた巫女さんとか、

その目印に突然出現した(ちょっと違う)木とか、

そんな縁起があるのかー、と思って見てました。

そして、菅原公と言えば和歌。

奉納された和歌の額(?絵馬?)がありました。

あ、そう言えば牛が沢山いました、牛。

天神さんと言ったら牛ですよね。

でもなんで牛なんだかよく解りませんが(オイ)

牛車に乗って大宰府まで行ったんですか?

……わー、それはしんどいなぁ……。

九州まで牛ですかー……。

 

ここまで来るともう夕方です。

そろそろホテルに入りましょう、というわけで、またバスに乗りまして。

で、バスに乗る直前にですね、また地図の確認をしようとガイドブックを開いたわけです。

 

個人的な奇跡が起こりました。

なんとその中から出てきたんですよ!!二日乗車券!!

わー良かったー紛失してなかったんだわー、わー!!()

てか、挟んでおいたのは自分なんですけどね、

バス降りる前にもしっかり確認したはずなんですけどね!!

見落としてたって言うか色々いい加減だったって言うか……トホー()

あまりの阿呆さ加減に涙も出ないよ、本当。

でもこの時の私はそれが出てきたことが嬉しくて嬉しくて!!

「キャー天神さんのご加護だわー!!有難う御座いますー!!

何かそんな気分だったのでした。

いやきっと天神さんのご加護だよ。

失せ物にも効くんだよ天神さん。

そして巡り巡ったお寺のお陰で仏のご加護もあるんだよ。

きっとそうに違いないよ!!

……そういうことにしておきたいと思います。

有り難かったのは本当なんですから。

 

そんなわけで夕方、ホテルに入りまして。

その前に京都駅の地下街でご飯なんかも食べまして、

夜、またお出かけしました。

行きたかった理由の一つ「修学旅行の復習」をせんが為に(大袈裟)

行った先は新京極です。

ですが、ここでもまたありましたよ、何事か。

実は私、今回の旅の為に地図を用意したんですが、

何かイマイチはずしてまして。

嵯峨野もそうですがここも詳しい行き方が良く解らないまま、

それでも何とか行き着いたのでした。

まー、ロスばっかりの旅ですよ。

とは言え「ここも日本語は通じるし、何とかなるでしょ」というノリで、

ろくすっぽ知らない繁華街へと一人向かったのでした。

……まーほら先斗町とか祇園とか行ったわけじゃないからさー。

後から考えたら「無謀!!」なんですけどね。

危険もなくはないだろうしね。

 

京都駅からとりあえず地下鉄に乗りまして、四条へ。

で、地図で大体の位置関係(把握してない)を見て、地上へ出ましたが、

……訳解んない。

四条でいいんでしょー何これ全然気配もないよー、と思って、一旦駅へ。

で、地下鉄出口で最寄を探したんですよ。

そしたら、最寄出口があるじゃないですか。

あーここへ向かえばいいのねーよかったー、というわけで、

地下を歩きました。歩きましたとも!!

 

行けども行けども行けども行けども、こんな壁と柱ばっか!!

何これ、名古屋の地下街なんて目じゃないくらいに長いよ!!

てか地下鉄の出口でしょーなんでこんなに遠いのよー!!

二キロくらいあったかと思われます、びっくりだ。

そしたら、別の路線の駅の近くに出ましたよ。

またびっくりだ、てか、

そっちの電車に乗ってれば、

あっさり着いたって、そういうこと?!ガガーン!!

……何かちょっと途方に暮れたのでありました。

……あれでも、京都駅からはその電車に、乗れたのか?

 

まあとにかく、そんな感じでやっとこ新京極に着いたのでありました。

疲労困憊でございます。

で、一体どんだけ大昔に来た事やら、と思って散策。

……。

 

 

何かメタメタ趣味の店を見つけてはまり込み()

源氏物語の女性をモチーフにした香水とか買って来ました。

そのお店……好きな人ならきっと知ってると思うのですが、

和物満載で、アンティーク着物も扱ってて、

……予算作っていかなくて良かったですよ、ええ。

あんなところで冬の着物買って帰ったりなんかしたらもう

……色々泥沼……。

一応お店は「ナイショ」ということで。

行ったら解ります「あーここかー」みたいに。

てか、解り安すぎるよ自分!!という感じです、ああもう……。

で、またまたぎゃふんな事件があったりするのです、ここで。

まーぎゃふんだったのは私だけなんですけどね。

この写真()撮った辺りに、バス停がありました。

二日券で乗れるバスのバス停。

……京都駅まで一本でした。

私の歩いた道のりって一体……(下調べしてなさすぎなだけ)

次があったらバスで行きたいと思います。

えーと「四条畷」だっけ……(忘却……)

で、帰り道はちゃんとバスに乗らせてもらいました。

あっちゅう間に帰り着いたことは言うまでもありません、ぎゃふん。

 

こんな感じに一日目が終りまして、二日目。

朝からまた厄介事発生、つーか、

今回の旅では何を思ったか「御召し替え」の支度をしていきまして、

二日目、サンダル履く予定になってました。

いや履きました、履きましたけどさ!!

一日目に、どうしてか足にマメが出来てしまいまして、

……なんでだ、この靴で上高地十五キロとか歩いたのに!!(多分)

バスで移動した京都市内でなんでマメなんかできるんだ!!

まあそんな気分だったんですが、そんな気分でも、

スカートはいてサンダルで歩いてましたよ、ええ。

もう二度とやるもんかスカートとサンダル!!

……でも着物京都はいっぺんはやってみた……げふげふ。

そんな一日の始まりは、ガチガチの靴を無理やりトランクにつめるところから始まり、

途中何度もマメに絆創膏を張り替えたりしたのでした

まあそれでも、行きましたよ、目的地。

まずは伏見稲荷、日本中のお稲荷さんの総本山(ご本地?)です。

 

ここねー、一度行きたかったんですよー。

できたらお山巡りたかったんですけど、

その時間は流石になくて、

しかも行ったの、早朝でした。

門前のお店も開いたばかりで人気もまばら。

そういう予定にしたのはバスの都合でした。

朝八時台には例の券が使えるバスが二本あって、それ以外は一時間に一本きり。

これを逃すとなかなか行きづらいのです。

……勿論他に交通手段、ありますけど。

 

さて、伏見稲荷といえば、千本鳥居です。

 

 

これが見てみたかったんですよー、見て来ましたよー()

 

まあ私なんかミーハーの人なので、そういうお約束は例に漏れず。

でもってまた「ここに秋か冬にちょっと暗い色のいい着物来た美女と来たいなー」とか、

そんなことばっかり考えてましたよ、全く。

でもそんな人と一緒に来たらお山巡れませんけどね。

二時間くらいかかって巡れるようになってるそうですよ。

いつか巡ってみたい、でも着物の(以下略)

そんな気分で、一応奥の宮まではおまいりして、次行ってみよー、てなところでした。

しかしここもまた、蚊がすごくて。

朝から薄ら曇で、ついた時にはちょっと雨が降って、

山の中だから涼しくて、食われまくり。

……夏場の旅には虫除けを持っていこうと思ったりしたのでした。

 

で、ここからは券の使えない電車に乗って()

向かったのが蓮華王院です(だから素直に三十三間堂って……)

何かながーい建物に仏像がたくさーん……。

 

はまる()

もう何も言わなくても解るんじゃないでしょうか。

古い(以下略)しかも私仏像もスキー。

詳しくないけど何か仏像がスキー。

……時間が許せば二、三時間(以下略)

言えることはそんな感じ。

この後行った先でもやっぱりそんな感じなのでした。

いやこの後のところは、そんなに激しく感動とか、そういうのも少なかったですが。

何でかって……しいて言えば「修学旅行の復習」だからか。

ここもそのうちの一つだったんですけどねー。

何だろうこの違いは。

仏像スキーだからか、やはり。

 

続きましては、今日と観光と言えば定番の、清水寺へ。

途中の坂道が楽しかったですが、マメが大変でした()

あそこはベタですな、本当にベタベタですな。

軒並みお土産屋さんだらけ。

そう言えば清水寺に行く前に一服しまして、

こんなもの食べたりしました。

食べ物写真、他にも撮ったんですけど割愛します。

写真があるとこのページだけ重くなりますのでー!!(当たり前)

ちなみに一日目のおやつも抹茶物でした。

京都だから、ではなく、

単純に抹茶スイーツがすきなのです。

 

で、清水寺。

……なんも言うことが()

ここからは京都市街が一望できますね!!とか、そんなん?

……いいところですよ、流石にベタ観光地で。

でもなんか……人が多すぎて、暑くて……。

こういうところは人気のない寒い時に着物(以下略)

何かそんな感じでした。

写真から見てもお解りの様に、人だらけ……。

これがダメなのかもしれませんな。

てか夏休みみたいなときに京都に行くのが悪いのか、やはり。

 

地主神社にも一応寄ってきましたが、

目隠しで石まで歩く、とか言うアレも見てきましたが、

……やるわけないじゃんそんなこと。

若者がトライしてるのを微笑ましく見てました。

……いやここも人が多すぎて。

幸せってそれだけじゃないとも思ってるし(本音)

 

さて、清水寺ですが、こんなものがありました。

アテルイの石碑。

写真撮ってくるの忘れてしまいましたが(馬鹿め)

ここの「ほほー」ポイント。

アテルイというのは、蝦夷の王だったか勇者だったか、

清水寺に所縁のある、坂上田村麻呂と戦った相手だそうです。

……聞いたことあるんだけど、うろ覚えでした(ダメダメ)

でもこんな阿呆の子でも、漢字が読めたよ!!

そこだけでも誉めて!!(いや写真忘れた時点でダメダメ)

そう言えばこの時マメの絆創膏貼りなおしてたわ。

それでも何とかかんとか予定していた目的地は全部廻りましたよ。

途中でもっと楽な履物買おうかと思ったけど、挫折。

……テキトーなデザインと値段のものがなかったからです。

 

清水はそんなわけでごみごみと過ぎ、

旅の最終目的地へ。

平安神宮です。

小学生だった私は、そのころにもこの庭にメロメロでした。

……どういう小学生だよ。

ここは明治時代に平安遷都千百年を記念して作られた、

平安オマージュ庭園が見ものです。

でも写真は拝殿(太極殿)ですけど()

 

神社の縁起としてはそんなに心ときめかないんですが、

庭は絶句モノ。

春に来たいです、春に!!

出来たら映画「細雪」の三女の人とー!!(オイ)

ここは時間の都合で駆け抜けたつもりですが、

……いや結構まったりしてたかも()

歩き詰めで疲れていたのもありますけど、やはり庭が。

こういうのを見せられると「平安期族って贅沢ー」とか、

そんな事を思えるのでした。

まー貧富の差がないと贅沢品も文化も出来ないものだからなぁ。

 

さて、これで二日間の全日程は終了で、後は帰るだけ、

……でもまだちょっとぎっちょんちょんな事件が私を待っておりました。

一時間くらい時間が余ったんですよ。

つーか、まだこの時点でお土産というものを買ってなかった私は、

駅で買えばいいやーと思ってたわけです、何でもあるから。

いや買ってなくもなかったんですけど。

マダムのサロン(訳・会社の休憩コーナー)に持っていくものがまだで。

で「一時間あったら探してかえるでしょー」と思って居たのですが、

……京都の地下街って広いというか、何と言うか。

「お土産はこちら!」という案内にしたがって彷徨いました()

そこまでは良かったんですよ、そこまでは!!

まだ時間もあるし何か食べて帰ろー、と思わなかったら!!

 

ええ、時間がちょっとあったんで、何かを食べたかったのです。

で、天麩羅屋さんに入ったんです。

とても美味しかったです、美味しかったです、美味しかったけど!!

……一品ずつ揚げてくれるんですよ、そこ。

時間が。

千円切る値段のサービスランチなのに、時間が。

実はこの時ホテルが丸二日荷物を預かってくれてて、

この時私メインのトランク持ってなかったのです。

楽でしたよ、全工程。

一日目もついてすぐに荷物預けて嵯峨野に行っちゃったし。

でも、それが仇になりました。

いや清水辺りでサロン行きの土産買ってれば良かったのかも。

帰りのバスの時間ぎりぎりまでご飯、食べてました。

お腹もすいてたのですごいハイペース。

美味しかったのでじっくり食べたかったけど、脅威のハイペース。

何かとても哀しかったよ!!本当だよ!!

お店の方が「遅くなってすみませんでした」と謝る中、

「こちらこそ時間がなくてすみません〜」な気分。

あわてて天麩羅と御飯をかきこんで、ホテルにダッシュ。

でも走れない!!マメがあるから痛い!!

うわーん俺様のばかばかー!!

こんなことなら「最後に美味しい御飯」なんて食べるんじゃなかったよー。

いろんなことが総合的に哀しかったです。

コンビニおやつにしとけば、御召し替えしなければ、土産とっとと買っとけば、

……まあ何とかかんとか帰りのバスには間に合いましたけどね。

でも本当に申し訳なかったよ、天麩羅屋さんに。

今度行ったらゆっくり御飯が食べたいです。

サービスじゃなくてがっつり美味しい天麩羅を。

ああ、揚げ出し豆腐も美味しかったよ。

アレで千円切ってたなんて本当に驚きだよ!!

というわけで、二日間、こんな感じに旅してきたのでした。

楽しかったです、というか、悔いが一つ。

 

一日目の最後に慈照寺に行けたら、と思ってたのですが、

(予定と言うより希望だけど。時間があれば、くらいの)

あのロスがなかったら行けたのかなあと思うと、それが残念で。

今度いつ行けるかな、と思いながら、

「高速バスで日帰りで行けるかも?」とか、

そんな事を考える日々です。

次は涼しい時に行きたいですね。

まだ見たいところ沢山あるし。

腐女子なのに「晴明神社」とか飛ばしてるし()

上下カモ社も見てないし、平等院だって見てみたいし。

山科に「ご家老!!」つって駆け込んでみたいし(笑・「大石殿」でも可)

 

しかし今回長くなりましたねぇ……大丈夫かね、この頁は。

 

 

 

 

 

 

 

 

Last updated: 2006/10/14

 

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