今日和、オイラです。
此処の頁とスガ頁を隔週で更新しようと思っています。
しかし何を書いたものやら、とちょっと思って今回のテーマです。
何が出てくるかは下まで読めばわかります。
どうせです、此処を覗いて仕舞ったのです。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
くそゲー。ひどい言葉です。
しかし実のところオイラはゲーム自体あまりやらない人なので、
世の中で何がどんな風にくそゲーなのかを良く知りません。
一応PSは持ってはいますが、初代の機械です。
CDは聞けますよ、という感じです。
ソフトも余り持ってません。しかも滅多に新品で買いません(爆)
元々我が家は女の子ばっかのうちだったので、
テレビゲームとかジャンプとかそーゆーものと、
あんまり関わりなかったんですね。
ファミリーコンピューターというものもありましたが、やはりソフトはそんなに無く。
とりあえずDQはWまであったよ、というおうちでした。
誰一人としてUをまともにクリアしてませんが(復活の呪文で挫折)
さておき。
現在我が家でテレビゲーム遊びをするのは、
私だけとなっております。
三人姉妹で長女でオタだからです(身も蓋も無い……)
二人目さんはそんな暇の無い人だし、
三人目さんは関東に御出でなので、そんな感じです。
ちゅーても運動神経とか反射神経とか、
ただの肉うどんとそんなに変わらないカンジの人なので(生きてく程度には働きますが)
あんまり激しく器用にコントローラー動かすのは得意じゃないのですが。
そんな私が一本だけ、
かなり激しく器用にボタンを叩かなきゃならないゲームを持っております。
それが「双界儀」です。オタさんなら知っている人も多いと思いますが、
あの皇名月さんがキャラクターデザイナーで、
スクウェアから出てたゲームソフトです。
発売はえーと……1998年!?うーわー……古!!
……若いオタさんは知らないかもしれませんねぇ。
ま、そこんとこもさておき。
ネットを始めて検索遊びをするようになって知ったことなのですが、
このゲーム「くそゲー」の悪名高いゲームだったんですよ。
色んなところでけちょんけちょん。
まず、設定が解り難い。
最近のオタ娘さんたちには風水は半ば常識となりつつありそうですが(笑)
その風水に関する設定が多い。
木火土金水のー、五芒星のー、何とかかんとか。
風水と同時に日本神話の設定が多い。
しかも「富士山の麓には古代文明の都市が」とか!
そっちの系統の話が盛り込まれていて、
訳の解らない人には何が何だか、なのですが、
私のバヤイ、
「ちょっと待てーっ、その設定はーっっ(爆笑)」
要するにツボだったわけです。その設定で。
設定に続いて「双界儀」をくそゲーたらしめていたのが、操作性でした。
これは私も思った。めちゃめちゃ使いにくい!!
初心者は瞬きの間に体力使い果たします。そして毒に犯されます(ちょっと違う)
こんなステージクリアできるんかーい!!的ステージもあり。
こんな足場のない場所で敵空飛んどるやんけ、どうやってヒットせーっちゅーんじゃーっ!とか、
めっちゃめちゃお客様に対して不親切なゲームなのでした。
そして哀しい事に、
このゲームが作られた当時のポリゴンは、ごつごつ。
動きも、最近のゲームと比べると、時々ノロい。
データがでかすぎて重くてPSじゃついていけんのでしょうな、きっと。
せっかくの皇さんの美しいキャラクターが、全然映えない(泣)
そんな感じで。
まあ今となっては「一体どれだけやったら気が済むのか」的回数クリアして、
尚且つストレス溜まる毎に「ぶぉーん、びょーん」とか、
プレステを起こしてはサルのようにゲームしまくっていますが。
最初は本当に出来なかった!!も、難しいやら訳解らんやら。
それでも私にはその設定とストーリーがとても魅力的で、
中で出てくる名詞も、色んな意味で魅力的で(大笑)
出来ない、死ぬ!と思いながらそれでも、
何とか何とかクリアまでこぎつけたゲームなのでした。
その期間当然原稿も読書も全く手につかず、
つーか、だからあんまりやらないんですがゲーム。
他の事が何にも手につかないし考えられないから。
話がずれましたね。双界儀の話でしたね。
ストーリーは……あえて言いますまい。ベタベタなんで。
時期的にまだノストラダムスのウワゴト(タワゴト?)が有効で、
要するに「世紀末!?」な「世界の破滅?!」な感じ。
木火土金水の属性に分かれて、自ら志願したり世襲したりで、
武器とか武術とか世の理とかを継承した人たちと、
巻き込まれたヒロイン(CV・京野ことみ)が、
不老長寿を得るために一万二千年も生きた人たちとバトルする、というような感じ。
つーかその辺でもうツッコミどころ満載ですよ。
一万二千年も生きとってまだ長生きしたいんかい!!(大笑)
その三名様(紫微仙と言います……チャイナなマニーさんなら解るんでしょうが私は良く知らない)
河伯(じいさん)陽龍(兄さん)陰虎(我が儘妹)……。
ヤンロン!!ヤンロンって!!(爆笑)お茶じゃん!!
もー、そこで笑うよ私は。わかりやすい名前だけど。
そう言えば主役の正義の味方の名前は「真武居直柔」
うーん……マブイですか。沖縄の言葉で「魂」でしたか。
ネーミングも凝ってます。高校生くらいの同人さんでは、
「ちょっと地味?」くらいのテイストで、良いのではないかと(大笑・でもそんな感覚)
全て、では無いかもしれないですが殆どのキャラクターに、
日本神話や古い日本の地名などの単語が使われていて(いや琴平はフツーに地名か)
好きな人にはヒットです。あと「女神転生」ですか。
アレの好きな人もちょっと笑ったり出来るかもしれません。
私はそのゲームやったこと無いのですが、
話ちらっと聞いただけで何か来るものがあるので(この辺特殊なマニーさん)
きっとゲーム開いたら「あらまあ」と言い続けるのでしょう。
いや「ちょっと待てーっ!!」か。
キャラクターの一番好きな名前は「賽上夜斗」
……なんか矛盾してない?なんか違わない?(笑)
解る人だけ解っていただければいいのですが、なんか違わない?(大笑)
でもキャラクターの設定としては、この人とても凝ってるので。
諏訪出身だし(解る人は解りますね、このこだわり加減)
まあそんな感じですよ。
色々とツボだったわけですよ。
設定の基本が天神ではなく地祇に近かったり、
派手なコスチュームがビミョーに和風というかチャイナというか韓国風で(大笑)
太極、なカンジもあり、ジャパーン、な感覚もあり、
好きな人は好きなんじゃないかな、ああいうの。
でもくそゲーです、世間では。
設定にときめかない事も然るもの乍ら、操作性がねー……。
でも私みたいな人でもクリア出来るんだから、
大抵の人が楽しめると思いますけど、ねぇ。
そんでもマニーさんはとにかく笑えます。笑わせてくれます、というか、
笑って済ませましょう!!みたいな(どっとはらい)
そういうもんですけどね、ゲームって。
とまあ「双界儀」は私にとってこんなゲームなのでした。
美味しい愛おしい愛すべきくそゲーです。
相変わらずのマイナー嗜好ですが、別にいいじゃんよー、なのです。
流行ってるゲームをやるにはPS2とか購入しなきゃならないし。
オンラインでゲームする気はまったく無いので。
……まだ何か書かなきゃイカンですか。
いや別に、すーごいどーでもいいことが一つあるんですけどね。
でもそれが私が「双界儀」を愛してやまない理由の一つなんでね。
「どっちが先に燃え尽きちまうか、試してみるかぁ?」
きゃーっ、きゃーっ、きゃ〜〜〜〜っっ(アドレナリンだだ漏れ)
解る人は解るでしょうがわからない人のために。
これはゲームのキャラクター、八洲大騎さんの科白です。
ステージごとにキャラの攻撃属性によって向き不向きがあるのですが、
えらそうな科白を吐くステージほどそのキャラ向き、というわけで、
これは「まあまあいけるステージ」で吐かれます。
八洲のおっさん(CV・大塚明夫)めちゃめちゃかっこいいんです〜も、メロメロ〜。きゃ〜(>▽<)。
どっちが先に燃え尽きるか、試されたいですぅぅ〜(問題発言)
ああー、癒されるー、ステキー、きゅーん(?)
どんなおっさんか気になる方は中古ソフト屋へ走ってみてください。
ええ、本当にオイラはマイナー嗜好ですよ。
でもまだ河伯に転んでないだけいいとしときましょうよ。
だって万博の「ガスパビリオン」も、
「津川雅彦」目当てで行きたかった人なんですよ、私。
いや行って来ましたけどさ、当然。運良く入れたけどさ。
ああ、八洲のおっさん、かっこよすぎる……。
密教の退魔僧から転職して五法輪になるなんて無茶苦茶。
前後してナイスバディのねーさんに惚れてる辺りが破戒的(意味不明)
「色恋沙汰に歳なんて関係ねーんだよ」とか抜かす元坊主。ステキすぎる。
……あ、引きました?……やっぱり?
でもでも、私はそれでもこのゲームがすんごいスキなのです。
今更同志を求めようもありませんが。
世の中にはそういう物好きもいるのだと認識しておいてください。
ストレスが溜まるととにかくやってます。
魔物というか化け物をヒットするとちょっとすっきりします。
そして八洲さんの科白で癒されます。
「痛ぇなオイ」(敵にヒットされるという科白)に「きゃーっ」
そんな感じです。
いいんだこの頁はとにかく、
「自分の好きな日記で書けないこと」を書く頁だもん。
哀しくなったらプレステつけちゃうもん(オイ)
何だか何だかと思いつつ……終