つれづれにだらだら雑記

 

蜩が聞こえます。夏です。

    夏休みはまったりだらだら

って「夏休みじゃなくてもまったりだらだらじゃん」という突っ込みはしないでください(泣)

そんなこと言ったって休みの日くらい、

まったりだらだらしたいじゃないですか。

つーかオイラの場合日頃の素行が宜しくないから、

ふざけんじゃねぇ、とか思われるんでしょうけど(被害妄想)

 

さて、夏で御座います。

何だかんだと言っていますが、結果論から行きますと、

私は夏が好きなようです。

なんででしょうね、と誰かに尋ねても、

きっと解からないんでしょうが(当たり前)

何だか夏が好きなのです。それも「夏休み」が。

学生の頃までは夏休みは「当然」のものだったので、

そんなに意識してなかったですが。

まーでも高校生の頃、

土曜の午後にめっちゃまったり過ごしていた事があって、

その時から「あーこのカンジ気持ちイイわー」とは思ってたので、

そういうのの根っこはその頃からあったんでしょう、恐らく。

 

夏休みというものがスキです。

就労に関しては「お願い一週間程度にして」なのですが(泣)

だって休み長いと即収入に響くんだもん(貧乏)

それに休み明けの辛い事と言ったらありません。

なので企業サイドにももうちょっと色々考えて欲しいです。

 

……話がずれましたね、夏休みですよ。

かつては40日という長いお休みを部活で殆ど食いつぶされる、という、

悲惨な日々も御座いました。

何ができるっちゅーんじゃ中途半端に午前中部活させて!!

しかも宿題つきで出校日がんがん設定しやがって!!

……最近の中学生さんはどうなんでしょう。

放っといて欲しいですよね、夏休みくらい。

宿題やってりゃ下手に遊びまわる暇なんかないっちゅーの!!

 

また話がずれましたね。

夏休みが好きでまったりだらだら、なんですよね。

そういう感覚が芽生えたのは学生の頃でした。

アルバイトをしていましたが、何を思ったか、

「すみません九月の学校が休みの間休ませて下さい」と、

私はその期間バイトをしていませんでした。

つーか、

「そろそろ人生最後の夏休みも間近だわ、満喫しなくちゃ」

とまあ、私立の文系大学の学生だったくせに、

そんなことを考えたわけです、何と贅沢な。

後々この辺りが「期間限定ぷー太郎」に繋がっていくのかも知れませんが。

それで毎日、三週間近く、だらだらでもなく暮らしていたわけです。

旅行したりね。これが最大の目的だったのですが。

ちゅーても一回ずつでしたが。二泊三日で。

後は原稿やったり家事したり。

最近の休日と変わらなかったと思います。

何しろ古い話なのでうろ覚えです。

 

そこんとこもさておき。

今日も気分だけ夏休み、でした。

いやまだ全然夏休みと違いますが。

夏の休日はいつでも夏休み、で、

他の季節のお休みとはナンカチガウのです。

何がそう違うのか良くわかりませんが、

日が長いから一日が長く感じるのかもしれませんが、

夏休みっぽく日曜日でした。

 

とことん夏が好きなようです。

冬生まれなのですが。いや冬も嫌いじゃないけど。

でも特別何があるのか、と言われると、うーん……。

 

水出しの紅茶があって。

と言うか夏場は毎日作るのですが、

二リットルの麦茶ポットに水と紅茶の葉っぱを入れて、

気が向いたり暇な時は庭に生えてるミントの葉っぱを入れて、

一日放置しておくだけです。

そうすると翌日には確実に紅茶になっています(笑)

葉っぱの等級でこの辺色々なので、

取り敢えず「一日放置」なのです。

今日はアールグレイのちょっといいヤツで仕込みました。

最近のお気に入りです。生ミント入り。

ちょっと前はダージリンにカモミールでした。

美味かったですが、ダージリンが出難くて、味が薄かった気が(泣)

 

それから、庭の花。

作ってるのは私じゃなくておかんですが。

うちはとっても田舎で、家の裏手は針葉樹林です(笑)

つーか、杉なんで季節が来るとしんどいですが(TxT)

田舎なので、解る人には解ると思いますが、

近所も花盛りです。

そして田舎なので、解らない人には解りませんが、

「マヨヒガだらけじゃん!!()

まあそんな感じです。

色とりどりの花に囲まれた田舎屋があちこちに。

何というかそれだけでも、眼福。

 

夏といえば忘れてはイカンのが夏野菜。

これも作ってるのは私じゃなくて、おかんとじー様とばー様なのですが、

でも食べる係だし(笑)

夏の野菜ってのはどうしてあんなに綺麗なんでしょう。

麦わら被って採りに行くのは、未だに何だかわくわくします。

滅多としませんが(オイ)

 

それから、野の花。

ホタルブクロなんかとてもスキです。

月見草の黄色とか。

露草も夏……というか初夏かな、これは。

休耕田にいっぱいのヒメジョオン……は秋まで咲いてるけど。

野薊の群れがあったり。

女郎花、の黄色と白。

白は「オトコエシ」ですか?(実は良く知らない)

 

蛍も、時々見に行きます。

ピカピカつながりで、真夏でも星を見ます。

毎年お盆くらいに流星群がやってくるんですが、

阿呆みたいに家中の人間が庭に出て、

口開けて空を見上げるのです。阿呆丸出し。

そして蚊に食われて退散したり。

 

ボサノヴァ聞きながら、昼寝。

めちゃめちゃ気持ちがいいのです。

暑い最中に昼寝して汗まみれ、というのが、

自虐的に好きなのです(変態)

暑くて暑くてがんがんに暑い中、

昼日中から真っ暗にして昼寝したいです。

この趣味だけは病気だと私も思います。

眩暈と頭痛の中、時間も周囲も気にせずに眠る、のが、

もしかしたら醍醐味なのかもしれませんが(って意味解らんし)

今もボサノヴァかけてます。

気持ちよくて眠ってしまいそうです……危険。

でも暑くて暗くて狭い部屋で頭痛しながら眠りたいの!!

それが私の夏なのー!!と叫ばせて下さい。

同意を得られない事は解っています、ええそうでしょうとも。

この点に関して私は変態です(泣)

変人なのは解ってましたが、ここも認めますよ、ええ。

 

しかし夏と言ってこれほどの物はないでしょう、というのが、一つ。

登山で高原に行くのとどっちが上か、悩みますが。

 

蜩。

蜩の声。

これに勝るものはありません。

鳴き始めると切なくなります。何故でしょう。

何かトラウマでもあったか?とも思うのですが、

思い出せません。ないんだろうけど。

これを聞くと「夏だ」と実感します。

私は現在お勤め先まで、徒歩で通っているのですが、

帰り道に蜩の大合唱に遭遇する事があります。

彼らはある一定の温度になると鳴き始めるので、

夜明けにも聞くことができます。起こされたりします(笑)

凄いのなんのって、これが本当に。

まるで襲われるようです。怖いくらいです。

耳の感覚の総てを蜩の声が支配します。

幾十、幾百の、蜩の声。

幾千かも知れません。そんな感じです。

 

聞いていると眩暈さえ覚えます。

足を止めて、聞き入ってしまいます。

熱気にむせ返るアスファルトの上、

沈んでいく西日を眺めながら、

疲れていると言うのに、汗だくだと言うのに、

その音は私を留めます。

惹き付けて止みません。そして。

 

それを聞かせたくてたまらないひとがいます。

一度でいい、聞いて欲しい。

どうしてでしょう、私はあの声を、

どうしてもそのひとに聞かせたくなるのです。

そして私の「怖い」という感覚を知って欲しいのです。

怖いけど、惹かれて止まない。

どうしてなのか、それを体感して欲しい。

それでどんな反応をするのか、見てみたいのです。

同じ様に「怖い」と感じるのか、それとも、

「こんなこともあるんだ」と流してしまうか。

その辺りは想像もできませんが。

驚いてくれるんじゃないかな、とは思います。

その人はそういうこと、あまり知らなさ気なので。

 

まあそんな訳でこんな具合に、

私は夏休みが好き、というか、夏が好きなのでした。

汗でベタベタになっても、汗疹が出来ても、

熱帯夜で夜眠れなくても(その辺は根性で何とかするし)

突然立ち上がって立ちくらみしても(夏場は多発……しませんか?庭とかで)

庭に咲く夏の花とか、野に咲く夏の花とか、

お祭りの花火とか、きらきら光る水面とか、

浴衣でぐうたらとか(またぐうたらかい)

フローリングを裸足で歩ける心地好さとか(裸足もダイスキ♡)

ボサノヴァで昼寝とか、日陰で麦茶とか、

簾越しの満月とか(めくり上げちゃうけど)

日本の夏で御座います。あれ?また「ビバ・ジャパ」?()

トンボもぶんぶん飛んでるし、

大きな揚羽もふわふわ遊んでいます。

雨が降れば緑は鮮やかに、蛙は大合唱。

それから、雷雨。夕立。過ぎた後の涼しい風。

南部鉄の風鈴がちりりん、と鳴り、

夕暮れには、襲い掛かる様な、蜩の大合唱。

 

夏ですねぇ。

 

 

 

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Last updated: 2005/07/15

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